靴業界に革命を起こす男 諏訪部 梓

きるかなと色々考えてたら、一緒に働いていた女性が足が痛いという話をしていたんですね。
JISで規格されているのは足の長さと幅だけで爪の高さや、かかとの丸みなどいろんな足の形状が違うのに、その二つの指標だけで靴を作っているんですね。それは足に合わない物を買っているようなもので、女性は日々大変な生活していることがわかり、会社を立ち上げました」と現状の靴作りへの疑問を感じ会社を立ち上げた経緯を語った。

一つ目の情熱キーワードは「靴業界に新風を」

中村からの「やっぱり3Dプリンターを取り入れるということはかなり画期的なことということですよね。」という言葉に対し「そうですね。オーダーメイドの靴は昔からあったんですけど、足を直立した状態で外周をなぞり取って何箇所かの外周を図って2.5次元くらいの情報をベースにかかとの上がった足を想像しながら木型を作ってたんですね。私たちはかかとの上がった状態の足を3Dスキャンしてそれをベースに木型を3Dで作ります。コンピューターの中で計算しているので、1mm以下の誤差で靴を作っています。」と女性を救う靴について語った。